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本革シボ、型押し、銀面の綺麗な革への箔押しの違い.....

本革シボ、型押し、銀面の綺麗な革への箔押しの違い.....

今回は3種類の革....表面の全く違う革に箔押しを押す時に注意することです。



左の革は天然シボの入った革です。少し柔らかめで厚みも有りしっとりとした
いい革です。
右上が機械プレスで型押しされた革です。少し表面が固く感じます。
厚みは余りなく、しかし腰のしっかりした革です。
下のチョコレート色革は表面に艶が有り適度に腰もあるヌメ革です。



まずは表面の滑らかでしっとり感のあるヌメ革。
温度的には110度〜120度程度で全く癖もなく、一番問題なく綺麗に箔押し出来ます。
この革ならかなり細かな文字でも、綺麗に箔押しが出来ます。
少し小さな文字に例えば2mm程度になると、少し温度を低めに設定して押して下さい。
でないと小さな部分が箔で埋まってしまいます。
そんな時はササッと余分な箔を刷毛のようなもので....



次に天然のシボが入った革です。
天然のシボは型押しのシボと違って革の部分によってシボの大きさや
縮具合に差があるので...その辺りが難しいところです。

温度設定は先程のヌメ革と同じくらいでいいのですが、それに箔の付具合も
同じくらいいいのですが....
やはり、溝部分にはどうしても箔が付つらく、プレスしすぎると箔がベッタリ
周りに付いてしまったりするので....小さな文字には不向きです。
し、細かなデザインも難しいです。
まあ、味として捉えれば問題無いのですが....
その辺りはセンスですね!!



最後に型押しの革。
コレが一番厄介な存在です。
表面に箔が付きにくく...プラス型押しの目が荒ければ小さな文字は勿論
デザインもとても見つらく.....
結構しっかりプレスしないと行けないので温度は低めがいいと思います
まず110度程度で...それでもしっかりプレスすると周りに付いてしまったり
するので...そんな時は100度程度の低目の温度で試して下さい。
プラスそれでも箔が付きにくい時は箔の種類を変更!!がいいかもです。
試すとすればナイロン系用の箔の方がベターかもしれません。

是非、色々と試して見て下さい。

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