文章を革に刻印してみます。

お知らせ

活版文字セット140を使って文字を刻印して行きます。
クリスマスも段々近づいて来て.....なにかグリーティングな物を
作る機会が増えて来る季節なので...
ちょっと、ウォームアップに文章を作ってみました。

今回は、普通のヌメ革に....ホットスタンプproを使って....
セッティングは仕事がしやすい様にホットスタンプproのテーブルを
下段にセットし、木チップの台を適度な高さにテーブルに両面テープで
留めて、ペンでセンター上下左右の線を書いています。

今回は、７段の文字を作って行こうと思うので、少し間隔を開けて
刻印して行きます。

刻印する革に直接銀ペンかえんぴつで薄く記しを入れても良いですし、
テーブルの木シップに直に描いてもokです。

今回は３つの文からで来ている文章なので3列乃至は長い分に関しては
2列にして...４列くらいで納めたかったのですが....
活版文字セット140では、アルファベットの数が足りなくて、スペーサーも
セットは3個なのですが、やはり文章を作るとなると最低５個は必要になりますね！
英文の場合は単語と単語の間に必ずスペーサーが入るので.....
なので、今回は結構細かな感じに...7段になってしまいました。

それに、活版自体も母音数が最低５個以上は必要で他の文字も５個は
必要ですね...

ホットスタンプは一度温度が上がってしまえば、文字交換にホットスタンプから外して
文字を入れ替えても直ぐに元の温度に戻ります....約30秒くらいかな...

若干行間を空け過ぎた感はありますが....
それと、若干の温度差で文字の濃い薄いはありますが、直ぐに馴染んできます。

さあ、次回はいよいよクリスマス本番に向けてしっかり作ります。
また、製作行程アップして行きます！！！

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職人「御船尚弘」ブログ