お知らせ
メッセージを刻印してパスポートケースに仕上げました。その1

メッセージを刻印してパスポートケースに仕上げました。その1

以前に使っていたブックカバーをリメイクしてパスポートケースを作ってみました。
僕は、結構頻繁に海外に出かけるのですが...殆ど仕事ですが....
やはりパスポートを携帯しないと行けない状況が結構多く、いつもポケットに突っ込んでいるので
パスポートがクチャクチャになって来て.....これでは駄目だ!!っと...
しっかりしたケースに入れていてもイミグレーションを通過時にはケースから出さないと
行けないので....かと言って裸じゃくちゃくちゃになるし....
っで、今回はパスポートとカードが一枚はいるだけの...カードはマイレージカードか現地では
クレジットカードを入れて.....この2つだけを収納出来るケースを作りました。



まずはパスポートのサイズに合わせておおよそのサイズに革を裁断し、大体の検討を付けて
カードケースを取り付ける場所を決めます。
次に、カードサイズより少し大き目に裁断した革をカードを挟んだ状態で本体の革に合わせます。
その時、完成後の使い勝手をしっかりと考えて縫い付ける場所を決めて下さい。
皆さん、それぞれ感覚は違うと思うので....僕は、今回かなりパスポートのサイズピッチリに作って
ポケットの中であまり邪魔にならない様に極力小さく作りたかったので、カードも一枚だけ
それもキチキチに入る様にコンパクトに作りました。

っで、写真の要領でもちろん手縫いで縫い付けて行きます。


っで、縫い上がったのがこの様な感じです。
この写真はアルミのカードサイズのプレートを押し込んだところですが、かなりパツパツの状態です。
使っているうちに少し伸びて来るので...こんなキツキツくらいが丁度良いです。
ちょっとこのままでは味気ないので、オリジナルロゴを刻印してみます。



へへ〜っと、何となく商品っぽくなるでしょ!!
やはり刻印を押すと..ぐぐっと絞まりますね!!

もちろん、1つ1つの行程でカット面とか縫い目とかを綺麗に仕上げながら進めます。
床剤を塗って磨いたり、革のヘリをしっかり削ったりと...その辺りの行程が最終仕上りに
差を付けるからね!!!

カード入れを縫い付けたところで、一度実際にパスポートに革を当ててみてサイズを調整します。
っでサイズがしっかり決まったら、次にパスポートケースの裏側に...裏側?表側?...まあ、どちらで
良いですが...っに、活版文字を使ってメッセージを刻印してみます。

次回の行程はメッセージの刻印と縫い付け、それに最終仕上げをアップします。

【今回、刻印押しに使った卓上ホットスタンプproの購入はこちら】
【オリジナル版制作の購入はこちら】

ご質問、お問い合わせは 技術者直通ダイヤル070-5662-1349まで、お気軽にお電話下さい。

職人「御船尚弘」ブログ
データ入稿、無料サンプルのご依頼は、こちらへ