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札入れ製作行程をアップしてみます!2

札入れ製作行程をアップしてみます!2

まず、型紙に合わせて革を裁断して行くのですが、手裁ちで裁断する場合は
実寸法で皆さん裁断して行くとおもうのですが....
もちろんそれでもokです、特にヌメ革の場合は最後に綺麗に裁断面を処理材
等を使って磨き上げ、塗料を塗って仕上げるのが...その手間を掛けた行程が結構
好きですが,今回は抜き型を使って商品を裁断する時の様に、粗裁ちと本裁ちに分けた
行程で進めます。
なので、実寸より少し大きめに裁断しています。



次に、札バサミの金具をハサミ込むサイズを決めて.....手縫い様の穴を菱目を使って開けます。
この時、縫い穴の間隔をキッチリ目に...穴の間隔を少しきつめに開けておきます。
っで、縫い込む時に金具を挟みこんで縫い込むとしっかり金具が収まります。
出ないと、完成後実際に使っているうちに緩くなってしまうと金具が抜けてしまうので
気を付けてサイズを出して下さい。



ご依頼のリクエストでこの内側に来る革を重ならない様に
デザインしてあるので、革の切り口のサイズを合わせて型紙を作りました。
っで、裁断するとこんな感じです。



実際は札ハサミ内側の両側に来るパーツです。
片方がカードケースになって小さい方のベロのほうな形がレシートハサミに
なるパーツです。

次は、裁断したパーツをボンドを付け留め、手縫いの穴を開け実際に手縫いする為の
行程に入って行きます。

この時点で...先にパーツをボンドで留めてしまうと裁断面の処理を出来ない部分...
例えば、カードケースの差し込み口とかレシートハサミのハサミ口とかは...
それと革のトコ面(裏側)はこの時点で先に処理剤で磨いておきます。

処理方法ですが、再断面は処理剤を布に付けて磨き、次に磨き棒等を使って表面整えます。
トコ面も同じく布に処理剤を付け、満遍なく布で延ばして少し磨いて下さい。
次に磨きガラス(革を磨く為の角を丸く研磨した10cm角ぐらいの厚めのガラス)を
使って磨き上げて下さい。

次回は貼付けて行きます!!

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