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打刻用の打棒を真鍮版にセットして革に刻印してみました。

打刻用の打棒を真鍮版にセットして革に刻印してみました。

今回は打刻用の鉄の打棒を照会します。
オリジナル真鍮直堀版にセットして革に刻印するのに使用するのですが、今回は
こんなセットで試してみました。




あくまでもこの打棒に真鍮直堀版を使っての打刻は革用です。彫金には鉄版若しくは
カーボン版をお使い下さい。
真鍮直堀版で金属に打ち付けると版が破損するので気を付けて下さい。
っで、打ち込みに使用するハンマーも鉄製の金槌では無く木槌の方がより良いです。
金槌だと直接的でダメージが強すぎるので....
僕の場合は写真の用な革専用のハンマー(牛の生皮を巻き付けたハンマー)を使っています。
手へのショックも少なく、長時間の使用にも耐えれます。



かなり年期が入って、かれこれ10年近く使っています..ちょっと歪んで見えますが
とても手に馴染んで使いやすく、手放せない逸品です。

今回はこの2種類のオリジナル真鍮直堀版で試してみます。
この打棒を真鍮版の後ろにねじ込んでセットします。



では、まず打刻する革を濡らして湿らせます。
必ず濡らして湿らせて下さい、でないと綺麗に刻印出来ません。



けっこう満遍なくしっかりと...



湿らせた革が少し馴染んだら、いよいよ打刻して行きます。
始めは、あまりガンガン行かずに少し叩いて調子を見て下さい。
革によってはあまりガンガン行き過ぎると切れてしまう時が有るので...注意して!!

そんなに強めで無くても版が小さめなので綺麗に刻印できました。



次に版を変えてスカルで打刻してみます。




先ほどのロゴ活字に比べて版のサイズが有るので、いきなり正面からガツンと行くより
打棒自体を少し傾けながら、全体を均等に打ち込んで行く感じで打刻してください。
その方が深めに刻印出来ます。

もちろん、革にもよりますが、硬目のヌメ革等は特に満遍なく落ち込んで
下さい。
っで、打ち込んだ感じはこんなこんな感じですが...はたして革が乾いたらどうなるか
若干戻ってしまうかもしれませんが....




完璧に乾きました。 若干薄くなっている気もしますが...革が乾いて見える程度で...けっこう深みは
残っています。
やはり、ホットスタンプを使っての熱を加えての刻印の様には行きませんが....
焼き目無しにここまで刻印出来れば良いと思います。

次回は、柔らか目のクローム革でも試してみます!!

今回使用した打刻用打棒はまだサイトに新商品としてアップ出来ていないのですが、商品は既にあります。
直接お問い合わせ下さい。

【今回使用した真鍮直堀版の購入はこちらから】

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