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メタルの靴べらをちょっと改造!次はカーボンで刻印を打ち込みたいな!

メタルの靴べらをちょっと改造!次はカーボンで刻印を打ち込みたいな!

今回はお気に入りの金属の靴べらをちょと改造します。
結構古いアメリカ流れの...向こうの靴屋さんでgive away 用で宣伝の
為に配っている...とか...オリジナルロゴを入れて販売していたり....
この靴べらはレッドクロスシューズと言うアメリカの会社の物です。

僕はよく革靴..ワークブーツ(オックスフォード..ローカットのワークブーツ)を
履いているので、靴べらは必需品です。けれど、カシャンカシャンと結構うるさい!
他の鍵と一緒にぶら下げて持ち歩いているので鍵同士と,この金属の靴べらが
当たって...

なので、今回音消し(消音)目的として加工しました。
まず、材料は....

この靴べら、そしてヌメ革少々、それとボンドです。っあ、それとトップに
付ける金具(真鍮無垢のちょと重みのあるいい感じの金具です)

まず、靴べらの穴に合わせてしるしを付けて穴を開けておきます。
次に仮に革をあて、大体のサイズをペンで記しを入れます。



次に大体の大きさにカットして、ボンドを塗ります。革の裏と靴べらにも塗っておいて下さい。
っで、ボンドがちょっと乾いたら貼付けます。しっかりと押さえつけて貼付けて下さい。


こんな感じで.........



しっかり押さえつけたら、今度ははみ出した革をカットして下さい。カッターナイフでささっと!
大体綺麗にカット出来たら、ヤスリ等で縁を綺麗に削って整えます。
最後にヘリ取りと言う道具があれば革の縁部分を綺麗に削れるのですが、無いときはヤスリで
整えて下さい。



こんな感じで、これくらい綺麗になっていればOKです。
次に、トコ(革の裏側)やコバ(革の切り口)を綺麗に整える為のコバ材と
言う液体をコバに塗って布で磨き上げます。


綺麗に、靴べらの縁と合わせる様に磨いて整えて下さい。
綺麗に磨けたら、次は革用のオイルを塗ります。革の表面全体に
満遍なくオイルを塗り、磨いて下さい。いきなり、雰囲気が出ます!!


ちょっといい感じでしょ!!!

次はいよいよトップの真鍮の金具を取り付けます。



この手の金属の靴べらは最初から丁度具合のいいサイズの穴が開いているんで...
なんと、真鍮の金具がピッタリ合います。
っで、普段持ち歩いていて...それも、僕の場合は他の鍵と一緒にぶら下げているので
金具が外れれば......さあ〜大変...落っこちてなくなってしまいます。
なので、このネジの先に少し木工ボンドを付けて..から、ネジを締めてやればネジが
緩む事はありません。覚えておいて下さい!!


っで、ドライバーでしっかり絞めれば完成です。




こんな感じで他の鍵と一緒くたにぶら下げています。



なかなかグッドな仕上り....ぼくてきにも結構気に入っています。
っで、ちょっとおしゃれに..写真をパチリ!!!!





 

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