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真鍮活版文字の作り方は?

真鍮活版文字の作り方は?

オリジナル真鍮直堀版を作る時は、頂いたデータをコンピューターにセットして
データを機械にインプットして直に掘って行くのですが...
オリジナル真鍮直堀版は一つ一つデザインも違うし大きさも違います。
しかし、活版文字の真鍮活字を作る時は、もちろんデータを機械に入稿して
直に真鍮を直堀して行くのですが、同じサイズの同じフォントのアルファベットや
数字、それに記号などを100個..200個と作って行くので一つ一つ作って厳密に
サイズを合わせることはほぼ不可能です。

なので、大きな真鍮版に同じフォント、同じサイズの文字を一気に掘り出していきます。



そして、最後にすべてをいっきにカットします。
この工程で直堀することによって、各活版文字のサイズの誤差を0.05mm内に
収めることが可能なのです。

やはり、一回にカットする活字の数は約150個前後にはなるので、それなりに
時間はかかります。
じっくりと慎重にゆっくりゆっくりと堀進んで行くので.....
最終段階でのすべてを合わせて一気にカットするのも、少しでも歪めば全て
台無しになるので...そこは熟練のなせる技です。

と言うような行程を経て活版文字達が出来上がってきます。



この綺麗なエッジや細かな部分まで完璧に再現された...やはり直堀の技です。
この仕上がりは腐食では無理なので....
特にハンディーやホットスタンプなどを使ってプレスしエンボスをかけた時に
その違いがはっきり出てきます。
革小物などに3mm程度もしくは2.5mm程度の活字でも綺麗にエンボス、刻印んが
入ります。
是非、試してみてください。特に名入れには最高です。

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