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アイテム別 対応素材と適切な設定温度 編3

アイテム別 対応素材と適切な設定温度 編3

今回はハンディーホットスタンプ活字用にヒータープレート小(2cm×10cm)
をセットして、箔押し焼印をテストしていきます。



このヒータープレートのタイプが一番サイズも小さく、ダイレクトに本体の
ヒーター部分と接しているので熱伝導が良く、加熱も早いです。
オリジナル版のデザインによりますが、取り付ける版も小さい(2cm×3cm程度になると思います)ので
もちろん温度も最も高温状態で作業できるはずです。

まずは、前回と同じ箔押しから。
設定温度は同じく120度で設定して(基本箔押しの温度はほぼ一定です)木材に黒色の
箔を押してみました。



まず、問題なく綺麗に箔が押せました。
この程度のサイズの版なら手ぶれも少なく綺麗に押せます。

☆一つ箔押しや焼印をハンディーホットスタンプで押す際のコツなのですが、
素材をできるだけ、高い位置にセットする、いわゆるできるだけ目線に近い
高さまで焼印等を押す素材の高さを上げてやれば版が設置する瞬間を直接
確認できる...ので一番平行に押すことができます。

次に革に焼印を押していきます。



今回サンプル押しに使った革はヌメ革です。
少し硬めのヌメ革(下の2枚)と上のヌメ革は染めの入った柔らかめの
ヌメ革です。
温度設定は200度、かなりくっきりと綺麗に焼印が入りました。
温度的にも一番いい感じです。

次に、温度設定を250度...ハンディーホットスタンプでは目一杯の最高温度です。



かなりくっきりと焼印できたのですが、若干濃いすぎる気がします。
特に上の染めの入ったヌメ革は文字が若干焦げた状態になってしまいました。

もちろん、革によって焼き目にかなりの違いがあるので...
気を付けてテストしてから焼印してください。

次に木材にも最高温度の250度で焼印試してみました。



版のサイズも小さめで、一番ダイレクトに加熱できている状態での焼印の
結果です。
プレス時間も少し長めに10秒ほど押さえつけて焼印しました。
この程度の焼き目なら可能な感じです。
しかし、柔らかめの木材でないと難しい感じです。
やはり、木材にくっきりと焼き目を入れるには電気コテもしくは直火での
焼印がベターな様です。

次回はハンディー活字用では一番大きなヒータープレートをテストします。
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